どこかバラを思わせる甘い香りは比較的誰にでも好かれる香りです。
ゼラニウムは、フウロソウ科で60cm程度に成長し、ローズピンクや、ラベンダー色の小さな花をつけます。
バラの香りを放つことから、ローズゼラニウムと呼ばれています。
この花の実が、コウノトリの頭とクチバシに似ていることからギリシャ語で
コウノトリを意味する、Pelargonium(ペラルゴニウム 和名:テンジクアオイ)が属名の由来とされています。(ちなみに学名graveolensは、香りの強いという意味です。)
観賞用としても、人気のゼラニウムは、多くの種類があり、エッセンシャルオイルを抽出する、ローズゼラニウムのほかにも、アップルゼラニウム、ラーデンスゼラニウム、カピタツムゼラニウム、パインゼラニウムなどがあります。
ゼラニウムのオイルは、気分の不安定なときや、リフレッシュするときなどに
利用されており、加齢による女性の不安定な時期にもオススメです。
他のオイルとも相性がよく、フローラル調な香りです。
抽出は、ゼラニウムの葉のみ から採取することが多いのですが、このオイルは、葉と花から採取しております。
ホルモンのバランスをとり、月経痛やPMSなどのトラブルやそれに伴うむくみの解消に適しています。
また、皮脂のバランスをとってくれるので乾燥肌から脂性肌まですべての肌に使えます。
香りの調整としても使いやすいので、スキンケアオイルや化粧水を作るときに他のオイルに加えてみましょう。
|
Pelargonium graveolens
|
|
葉と花
|
|
水蒸気蒸留法
|
|
中国
|
|