バードック(ゴボウ茶)は、キク科の多年草で2m近くになり、イガに包まれたアザミのような花を咲かせます。
属名のArctiumは、ギリシャ語で「熊」を意味し、果実の表面に生えているイガが熊の剛毛に似ていたことから付けられたと言われています。
日本には中国から伝来されたと言われていますが、根を食用としているのは日本だけで、中国では薬用のみに利用し、ヨーロッパでは初夏に若葉をサラダとして食べます。
根の硬い繊維は腸の運動をよくすると言われています。
ハーブでは、根(ルート)を使用し、食物繊維が豊富なため、ダイエットサプリなどの原料にも利用されています。
他のハーブとのブレンドをオススメします。
<ワンポイント>
お茶として使ったあとに残ったゴボウにも食物繊維が含まれていますので、野菜炒めなどの炒め物に加えて残さずお召し上がり頂けます。
<ご注意>
ゴボウ茶を煮出す際、鉄のやかんを使うと鉄とゴボウに含まれる成分が反応して、青(グリーンに近い色)に変色することがあります。
ガラスのポットなどで作ると青いお茶にはなりません。飲用しても問題はありませんので、ご安心下さいませ。
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